校長室だより 平成29年度 第15号

平成30年度修了式にて校長より(平成30年3月26日)

平成29年度修了式にて校長より

 修了式にあたり、皆さんとのこの一年の取組を振り返ってみたいと思います。

 この一年、皆さんは部活動も行事も全力で取組み、素晴らしい成果を挙げたと感じています。
 先日の合唱コンクールもそうでしたが、多くの場面でたくさんの感動をもらいました。まさに、平高生ここにあり、という感じでした。

 学習面では、主体的に取り組む授業への変化が見られています。それは、皆さんの「生徒による授業評価」の結果にも表れていました。先生たちが皆さんとともに授業を活性化し、皆さんが主体的に取り組む授業のあり方について工夫を重ね、日々変化を遂げていることの現れだと感じています。

 そして、部活動との両立を図るなかで、隙間の時間の活用を工夫していた人も多く、増設した自習コーナーや、設置したデスクのライトなども活用する姿が見られたことは嬉しかったです。

 さて、本校では4月から55分授業となります。このことにより、より一層、一つ一つの授業で内容を深め、一人ひとりが学んだことを自分のものとして活用できることができると考えています。
 大学教育改革に続き、高大接続改革、大学入学者選抜改革、高校教育改革が進められます。今まで以上に、学びのプロセスを重視した、皆さんにとって、試験を通過するための手段としてだけではなく、どのような時代がきても、柔軟に対応できる「思考力・判断力・表現力」を土台とした真の学力を身につけていくことが期待されているのです。
 こうしている間も皆さんの脳は働いています。思考が続いていると思います。この話は、何を言おうとしているのか、自分とどのように関係のあることなのか、そしてあまり関係ないと感じれば、別の思考が始まっているかもしれません。皆さんは、生きていること、呼吸をしていることと同じように、考え続けているのです。

 授業は、業を授けるとは書きますが、皆さんにとって「与えられるもの」でも「サービスを受けるもの」でもありません。皆さんたち自身が作っていくものです。
 授業は、授業者である先生たちと皆さんとのコミュニケーションです。ある日の授業が、あまり刺激を受けず、心に残らないものであるとすれば、それは、先生方のせいではなく、皆さんの授業に向かう姿勢によるものです。55分授業をいかに刺激のある、感動のある、そして持てる力を活用し合うことができるかは、皆さんの授業に臨む姿勢にかかっています。意気込みももちろん大切ですが、それだけではありません。その日に何を学ぶのか、何を身につけるのか、準備が大切です。一つ一つの授業を大切にしていくことが、将来の自分のために、今鍛えておくこととなります。授業に備えるための準備をしてください。基本となることを繰り返し覚えたりすることは、一人でもできることです。授業は、その場にそのクラスの人たちがいるからこそできることをしてほしいのです。
 授業は、皆さんに提供されるものではありません。皆さんが自分たちで作っていくものです。先生たちはその支援をします。皆さんの学びが創造もしないほど広く深く進んでも、しっかりサポートできるように、先生たちも学び続けているのです。
 そして、自分が何を学び、何を身につけてきたかを、一人ひとりしっかり把握してください。自分の健康状態をチェックするように、身長や体重をチェックするように、自分に身についた力、これから身につけるべき力を、自分で把握してください。


 明日からの春休みを有意義に過ごし、来るべき新年度での大いなる成長を期待します。



桜とつくしの絵



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