校長室だより 平成28年度 第7号

平成28年度修了式にて校長より(平成29年3月24日)

平成28年度修了式にて校長より

 修了式にあたり、皆さんとのこの一年を振り返ってみたいと思います。

 まず思うのは、平沼の生徒は、たいへん真面目で、部活も行事も一生懸命取り組み、さすが伝統校のすばらしい高校生だということです。特に行事の充実ぶりは、先日の合唱コンクールもそうでしたが、誇れるものだと思います。
 学習面では、授業の態度や雰囲気もよく、しっかり取り組んでいる姿が見られます。卒業した3年生も、廊下のテーブルや選択教室を活用して朝早くから勉強する姿が良く見受けられました。そのような学校全体の勉強の雰囲気は平沼ならではのものです。
 部活との両立を目指して頑張っている人がたくさんいるのも素晴らしいことです。文武両道の実現は確かに大変ですが、集中力と効率的な学習や練習でぜひ両立を実現して欲しいと思います。

 ただ、全体的に気になったのは、平沼高校は、残念ながらこの学校内で満足、完結しているように思われるのです。
 切磋琢磨する雰囲気がやや弱いとも言えます。皆さんのポテンシャルはそんなものではないはずです。集中力を持って取り組めば、もっと伸びると思います。そして、皆さんの理解力の素晴らしさが落とし穴であることも忘れてはなりません。そのとき、その場で聞いたことを理解する力は高い人ほど、しっかり自分のものとして定着しているかを振り返ってみる必要があると思います。
 勉強は、しなくても人に迷惑をかけるわけでもない。したところで、誰かに感謝されるわけでもなく、結果がすぐ出るわけでもない。けれど、確実に言えることは将来の自分への投資であるということ。その結果は必ず自分に戻ってきます。

 先日、ある特別支援学校の卒業式に参加させていただきました。
 本校と同じように、在校生も全員参加する素晴らしい卒業式でした。社会での自立を目指して、努力を重ね、今年度は全員進路が決まって卒業式を迎えることができたそうです。卒業生の進路選択は「社会で自立すること」です。とても切実だと思いました。そして、社会での自立の基本は、人との関わりであり、その最も大切なこととして2つのことを全員が徹底しているそうです。1つは挨拶をすること、2つ目は掃除をすることです。社会へ出る基本の2つ、本当に大事だと思います。

 皆さんは、進路選択について、あまりにも選択肢があり、自由があります。希望も漠然としている人もいます。もっともっと自分の可能性を信じて、切実に向かっていってもよいのではないかと思います。

 明日からの春休みを有意義に過ごし、来るべき新年度での大いなる成長を期待します。
桜とつくしの絵



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