校長室だより 平成28年度 第2号

入学式での校長式辞(平成28年4月6日)

入学式での校長式辞(平成28年4月6日)  暖かい陽の光が、新たなスタートを促し、心湧き立つ季節となりました。

 本日、ここに保護者の皆様並びに、ご来賓の皆様のご臨席のもと、神奈川県立横浜平沼高等学校第71回入学式をとり行うことができますことを、心より御礼申し上げます。

 ただいま入学を許可いたしました、第116期276名のみなさん、入学おめでとうございます。
 保護者の皆様には、学校を代表いたしまして、お子様のご入学を心よりお祝い申し上げます。誠におめでとうございます。 

 さて、新入生の皆さん、これから、平沼高校でともに学び、生活することになりますが、入学前には「目標」だった高校生活を、これからは「手段」に変えて、将来の自分の夢の実現を目標として取り組んでくれることを願います。
 本校は、明治33年1900年に創立され、創立116年を迎えました。創立以来、人間性豊かで創造力に富み、指導的な役割を果たせる人の育成を目指し、保護者や地域の皆様、また各界でご活躍の卒業生の皆様のご協力を賜りながら、「平沼の教育」を全職員が一丸となって実践しております。

 そこで、新入生の皆さんには、ぜひ「地球的な視野に立って学び続けてほしい」と思います。

 今日、グローバル化や情報化の進展と複雑化、少子高齢化などの社会の急激な変化は、様々な形で私たちの生活のあらゆる側面に影響を及ぼし、将来の予測が困難な時代となっています。しかしながら、「グローバル化」という大きなテーマを考えるときに、実は一番大切なことは何でしょうか。人が地球規模で、お互いに理解し合い、ともに生きるすべを、ともに考えていくことが理想ですが、その最も根底において必要なことは何でしょうか。それは、人が人を思いやる、人が人の文化への思いを巡らすということだと思います。人が人を思いやる、人の文化や歴史を尊重する、ということを疎かにすると、悲しい争いが止むことはありません。

 これからの社会を担い、未知の時代を切り拓いていくために、主体的に判断し、行動し、より良く問題を解決する資質や能力が一層重要になってきます。知識を蓄え、それを活用して考えること、自分の意見を持つこと、そしてそれを伝えることが求められるでしょう。そして、それらにプラス、イマジネーションを持ってほしいと思います。お互いを思いやる気持ちを大切にして、イマジネーション=想像力を持って、お互いの生き方のバックグラウンドにも思いを巡らせることにより、皆さんが、これからの複雑な社会をよりよく進めていく、リーダーシップを発揮する人として成長していくことを願います。

桜とつくしの絵  さて、平沼高校は、28年度から進めていく新たな取り組みが2つあります。
 1つ目は、グローバル教育研究推進校としての取り組みです。これまでも、国際教育を推進してまいりましたが、さらに、自ら考え表現する力に磨きをかけていってほしいと思います。
 2つ目は、学力向上進学重点校エントリー校としての取り組みです。これも、新たなというよりは、皆さんが平沼高校入学を目指したときから、学力向上、進学に目標を定めていると思いますが、今心に描いている第一目標の実現に向けて、これから取り組んでほしいと思います。
 私たちは、精一杯サポートします。経験豊かなプロフェッショナルな職員を大いに活用してください。

 希望は高く掲げましょう。そして夢は大きく育てましょう。
 そうして自分の未来を切り拓く力を蓄えてほしいのです。

 保護者の皆様には、お子様の成長を心よりお慶び申し上げます。これから、精神的に劇的な成長を遂げていく時期に入ります。傍に寄り添っていつでも手を差しのべる時期は過ぎたかもしれません。お子さんとの距離感を考えながら、待つ、という、保護者の皆様にとっては、もどかしい場面も増えてくることと思います。保護者の皆様と学校がお子様のよりよい成長に向けて、連携・協力することが大切だと考えております。改めまして、本校の教育活動へのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます


 では、新入生のみなさんの入学をもう一度、心から歓迎して、式辞といたします。ありがとうございました。





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